【個人事業主の確定申告:03】ざっくりわかる所得税の目安金額


社長の学校シリーズ①:【世界一わかりやすい個人事業主の確定申告】では、
「個人事業主に、今すぐ必要な経理や税金の知識を厳選して解説」します。
このサイトのゴールは「個人事業主が自分で確定申告できること」です。


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LESSON 1-1:世界一わかりやすい確定申告

LESSON 3:「なぜ、青色申告をすすめるの?」



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次に解説する確定申告の基礎知識は、税金の申告方法です。
個人事業主の申告方法は「青色申告」と「白色申告」の2つがあります。
結論から言えば、個人事業主の申告方法は青色申告がお得です。
ポイントは「しっかりと青色申告を理解して選択すること」です。
よく耳にする青色申告ですが、なぜ、オススメなのでしょうか?
 次のレッスンでは、言葉は知っているけど内容はわからない
 「なぜ、青色申告をすすめるの?」からスタートです。


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言葉は知っているけど内容はわからない・・・
【質問】「なぜ、青色申告をすすめるの?」
よく耳にする青色申告という言葉ですが・・・
青色申告とは、個人事業主が確定申告する時の申告方法のことです。
申告とは、簡単に言えば報告することです。
税務署に申告するには「青色申告」と「白色申告」の2つ方法あります。
個人事業主の確定申告では税金を支払う前に、
どちらかの申告方法を選択して税務署に税金の申告をします。



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個人事業主の確定申告は「青色申告」と「白色申告」から選択すると聞くと、
どちらがいいのだろう?と迷いますが・・・
結論から言えば「青色申告」の方がお得です。
ちなみに青色と白色の2種類だけで、赤色申告や黄色申告などはありません。
書籍などでも、確定申告では「青色申告」をオススメしていますが・・・
「なぜ、青色申告をすすめるのでしょうか?」
理由は、白色申告よりも青色申告の方が、税金が安くなるからです。
では「なぜ、青色申告の方が税金が安くなるのか?」内容を解説します。



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【青色メリット①】:「65万円の青色申告特別控除」
65万円の青色申告特別控除とは、青色申告を選択するだけで・・・
無条件で所得(利益)から65万円を差し引けます。
つまり、65万円分所得が低くなるので、結果的に税金が安くなります。
白色申告では、この65万円の青色申告特別控除の権利がありません。
ここで勘違いしやすいポイントがあります・・・
青色申告特別控除とは、税金がそのまま65万円安くなるわけではありません。
なぜなら、所得(利益)から、65万円を差し引けるのであって、
税金から65万円を差し引くのではありません。
多くの人が、勘違いしやすい点なので、例えを使って解説します。



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例えば、年間500万円の所得(利益)がある場合
500万円の所得に対して所得税を計算すると、約57万円です。
白色申告を選択した人は、この57万円を納税することになります。
(注意:わかりやすく解説する為にざっくりとした金額で計算してます)
青色申告を選択した人には、青色申告特別控除が適用されますので、
所得500万円から無条件で65万円を差し引くことができます。
だから「所得500万円 ー 65万円」で所得は435万円となります。
435万円の所得に対して所得税を計算すると、約44万円です。
つまり、白色なら約57万円ですが、青色なら約44万円と安くなります。
多くの人が勘違いしやすいのですが「65万円の青色申告特別控除」とは、
納める所得税が65万円安くなるのではなく、所得が65万円安くなるのです。



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【青色メリット②】:「青色事業専従者給与」
青色事業専従者給与(あおいろじぎょうせんじゅうしゃきゅうよ)とは・・・
家族に支払った給与を全額経費にできる青色申告の特例です。
家族従業員のことを専従者と呼び、他の従業員の給与と区別して、
家族に支払う給与を、青色事業専従者給与といいます。
そもそも個人事業主は、家族への給与は経費として認められません。
つまり、夫が妻へ給与を支払っても、税務署は経費として認められません。
しかし、青色申告する人には、条件付きで経費として認められます。



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青色事業専従者給与(家族への給与を経費で認めてもらう)には?
青色事業専従者給与の特例を受けるには、税務署へ事前に
【青色事業専従者給与に関する届出書】を出す必要があります。
提出期限は、専従者に給与を支払う年の3月15日迄です。
届け出書は国税庁のホームページからダウンロードできます。
勘違いしやすい注意点は・・・青色事業専従者給与の適用は、
青色申告をするからといって、自動的に認められる訳ではありません。
「青色申告の申請」と「青色事業専従者給与の申請」とは別物です。
事前に税務署へ、青色事業専従者給与に関する届出書を提出しないと、
青色申告でも家族に支払った給料を経費として認めてもらえません。



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さらに青色事業専従者として認めて貰う為には、条件があります。
①生計を一にする配偶者や親族(事業主と同じ財布で生活していること)
②年齢が15歳以上で、その年の6か月を超える期間働いていること。
 つまり、2日に1日以上の勤務が必要です。
③他の従業員の給与と比べて、かけ離れていないこと。
以上の条件を満たせば・・・
青色事業専従者給与として、家族に支払った給与を全額経費にできます。
また白色申告では、家族間で支払った給与は経費として認められませんが、
配偶者は86万円、その他の親族は50万円の専従者控除が受けられます。



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 青色事業専従者給与(奥さんへの給与金額)を決める際の注意点
勘違いしやすい注意点は・・・
奥さんを青色専従者にすると、配偶者控除の38万円が受けられません。
つまり、青色専従者にしなければ、38万円の配偶者控除がありますので、
奥さんに年間で給与額を38万円以上に設定しないと、
結果的に、配偶者控除の38万円を受けた方が、お得になります。
また、奥さんも月額8万8,000円以上の給与を受け取れば・・・
奥さんにも所得税が発生してきます。
だから、奥さんを青色専従者にする場合には、月額4万円〜8万円を
目安に給与額を設定している個人事業主の方が多いようです。



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【青色メリット③】:「純損失の繰越控除」
青色申告することで「純損失の繰越控除」が受けられます。
これは、赤字を翌年以降、最長3年間の所得から差し引ける制度です。
今年の赤字を来年以降の黒字から差し引けるので、税金が安くなります。
白色申告では、いくら赤字が出ても、次の年への繰り越しはできません。



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このように、個人事業主が青色申告を選択するメリットを解説しました。
青色申告にメリットがあるなら、今日から青色申告にしよう!と思っても・・・
残念ながら、勝手に青色申告にはできません。
まず、税務署に「青色申告承認申請書」の届け出が必要です。
他にも青色申告する為の、条件と注意事項について解説していきます。
次のレッスンでは、青色申告をしたい社長への注意事項
「青色申告を始める手順」からスタートです。



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青色申告で確定申告したいけど・・・
【質問】「青色申告するにはどうすればいいの?」
まず青色申告には「所得税の青色申告承認申請書」の届け出が必要です。
青色申告は、この書類を提出しないと認められません。
事前に申請書を提出しなければ、自動的に白色申告で確定申告になります。
つまり「私は青色申告はしたいです!」と、
事前に税務署に対して、意思表示する届出が必要なのです。
逆に、「白色申告でお願いします」と、事前に申請する必要はありません。



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用紙は税務署に行けば用意してあります。
自宅のある地域を管轄する税務署へ、
期限までに提出して下さい。
提出期限は、新規に事業を始めた場合は
「開業日から2か月以内」です。
既に事業をしており、
白色申告から切り替える場合は
青色申告をしようとする年の3月15日迄です。



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よく勘違いしやすいのが、青色申告承認申請書の提出期限です。
この提出期限が3月15日迄なので、
「確定申告と同時に出せば、良いと思っていませんか?」
実は、これでは遅いのです!
確定申告の直前に、届け出を提出しても間に合いません。
例えば、2017年度(1月~12月迄)の確定申告の提出期限は、
2018年3月15日です。
2017年度を青色申告したい場合、
青色申告承認申請書の提出期限は、2017年の3月15日迄です。
期限を過ぎた場合は、2017年度の申告は白色申告になります。
翌年の2018年度の確定申告から、青色申告が適用となります。



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【注意】:「確定申告の提出期限の厳守」
確定申告書の提出期限は、必ず守って下さい。
遅れた場合は、青色申告特別控除額が65万円から10万円へ減額されます。
ちなみに、二事業年度に渡って、連続して確定申告が遅れてしまった場合、
青色申告の承認が、取り消されてしまう可能性があります。
仮に一旦取り消されてしまうと、最低3年分は白色申告です。



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では、白色申告って、なんであるのかな・・・
【質問】「白色申告のメリットは何ですか?」
白色申告のメリットは、以前は帳簿をつける義務がなかったことでした。
「青色申告が節税できるといっても、帳簿をつけるのは面倒だから」
という理由で、白色申告を選んでいる人もいました。
しかし、2014年から白色申告にも、帳簿をつける事が義務化されました。
つまり、青色と白色、どちらも帳簿をつける義務があるのです。
結局、青色申告でも白色申告でも帳簿を付ける義務が変わらないなら、
税金が安くなる青色申告をおすすめします。



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 これで「なぜ、青色申告をすすめるの?」のレッスンは終了です。
①個人事業主の申告方法には「青色申告」と「白色申告」があること。
②青色申告のメリットで、税金が安くなる仕組み。
③事前に「青色申告承認申請書」の届け出が必要なこと。
以上を今回のレッスンでは勉強しました。
次のレッスンでは「・・・・・・・・・・・」
それでは、次のレッスンに進みましょう!






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--------INDEX TOP-------

第1章:確定申告の基礎知識

1-1:世界一わかりやすい確定申告
1-2:今更聞けない確定申告の基礎知識
1-3:なぜ、青色申告をすすめるの?

第2章:最初にやること(準備編)




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